胴ベルト型墜落制止用器具レンタル始まりました!
2022.07.21
安心サポート
労働安全衛生法(安衛法)が改正され、2019年2月1日から施行。安全帯は墜落制止用器具と名称が変更となりました。
そして墜落制止用器具にはフルハーネス型と胴ベルト型という2つの型があり、一本吊りとU字吊りの2種類だった胴ベルト型は墜落制止用器具としては一本吊りのみが適用されました。
今回は、そんな胴ベルト型墜落制止用器具についてご紹介します!
1.胴ベルト型墜落制止用器具とは
胴ベルト型は、主に腰部周りに帯状のベルトを固定して着用する墜落制止用器具です。
特徴として、安全帯の胴ベルト型には「一本つり」タイプと「U字つり」タイプがありますが、
墜落制止用器具として新規格で指定されている胴ベルト型は「一本つり」タイプのみであり、「U字つり」タイプは対象としては認められていません。
2.胴ベルト型墜制止用器具の使用条件
胴ベルト型墜落制止用器具は、高所からの墜落の危険性から身を守ってくれる大切なものです。
安全性を失わないために、以下のような胴ベルト型の使用条件があります。
墜落制止用器具はフルハーネス型が原則ですが、作業床の高さが6.75m以下で、墜落時に地面に激突するおそれがある場合は、胴ベルト型墜落制止用器具の使用が認められています。さらに衝撃荷重は4.0kN以下とされています
胴ベルト型には、胴ベルト型用ランヤードを使用しなければなりません。また、旧規格同様に腰より高い位置にしか掛けられません。
このように胴ベルト型には高さ制限がります。そのため、6.75mより高い場合はフルハーネス型を選定しましょう。
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※建設業で5mを超える箇所、柱上作業等で2m以上の箇所ではフルハーネス型の使用が推奨されます。
3.2つの装着ポイント
胴ベルト型はフルハーネス型が複数のベルトで体を支えるのに対して、胴ベルト一本で体を支えます。そのため、装着するときに2つのポイントがあります。
①腰骨のところでしっかり装着する
胴ベルトは腰骨の位置で、墜落制止時に足部および胸部へずれないように確実に装着してください。腰骨よりも高かったり低かったりすると、墜落時に体がすっぽり抜けてしまう可能性があります。
②D環あるいは巻取り器の位置は身体の横、あるいは斜め後にくるように装着する
正面や後ろで装着してしまうと、墜落時の背骨にかかる負担がかかり身体に損傷を及ぼす場合があります。D環は、D環とロープの連結状態が確認できる身体の横か、斜め後ろに位置するように取り付けてご使用ください。
4.まとめ
胴ベルトは命を守る大事な器具です。
使用条件や装着のポイントを押さえ安全に使用しましょう。
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